ガチャゲーは日本の生み出した悪…だった

かつてパチンコには派手な演出も確率変動もない「平台」と呼ばれるものしかなく、スロットも単にリールが回るものでした

ガラケー時代、とある人物が「ガチャ」を提案

それは200円で20%の当たりが出る、期待値1000円と言う大嘘でした

嘘の真を見抜いた3企業(グリー、モバゲー、mixy)が発足し半年足らずで日本にガチャゲーが蔓延

期待値1000円?とんでもない、コンプガチャと言う目玉商品は期待値10万円以上でした

その演出・確率変動を真似たのがパチスロ業界、現在に至ります

演出はとてもシンプルでも確率変動と合わせるとかすると変な能汁が出るとか言われてるのがガチャ、それだけで破壊力満点なんですね

そのコンプガチャが絵合わせというギャンブルの法で禁止されてるものに該当すると摘発され法的措置が取られてから3社は衰退します

当時を体験した身としては本当に狂ったゲームばかりですよ、コンプガチャ禁止されたら天井が10万円以上のBOXガチャを発案したり

その3社を倒したのが有名なパズドラです

その後パズドラの一部のシステムを流用したモンストもリリース、3社の息の根を止めました

日本オンラインゲーム協会設立、ガチャにガイドラインが儲けられましたが当たりは5万円が期待値と言う高額なものが現在もまかり通ってます

その後MMOにギャンブル要素を取り入れたタイプのゲームが韓国等からリリース

最初は無課金で遊べるのにだんだん苦しくなり重課金じゃないと乞食扱い、なんてゲームばかりでした

そんなゲームばかりだったので月額課金制度のゲームも多数生き残ってました

 

原神リリース、日本版のプロモーションビデオで「天理に逆らってはならない」なんてとんでもないワードを出しました

しかしその実は、全世界マルチプラットフォームで大量のユーザーを集め極少数のユーザーから重課金、広い範囲で微課金を得ると言う良心的なゲームでした

無課金でこのクオリティで遊べるのか!神ゲーか!?と世間の注目を浴びたのが原神

初期のプロモーションで7属性の国(現在は5属性目)とその後に続くカーンルイア、セレスティアは発表済み

おそらくカーンルイアが最終決戦でセレスティアが理想郷と言う予定なのでしょう

無微課金と重課金の共存…ある意味ゲームの理想郷です

セレスティアが実際に実装されるかは分かりませんが、もし実装されたらフィナーレとなり後日談の続くゲームと成りうる

たぶんそのあたりでよくある手法の「オフゲ版」が発売されると思います

セレスティアが延々続くわけはない、新章突入もいずれあります

 

原神は上記の通り大量のユーザーを保持しています

大量の無課金が居るから微課金が芽生え、少数の重課金が芽生える

お金は払える人が払えばいいと言う非常に合理的な商法です

完凸の値段を見ても、従来は100万円以上だったのが期待値20万円以下

重課金目線でも安いんです

スマホ版は大容量で128ギガのメモリが必須と言われる昨今の原神ですが、PC版はかなり古いハードでもきちんと動作します

PC版での軽さは崩壊:スターレイルにも受け継がれています

全世界には富める国ばかりではない、貧しい国の民が買えるPCで十分動きます

 

チャゲーが日本の生み出した悪と言うのは現在はずいぶん浄化されてます

結局元は中国のmiHoYoが生み出した原神が最終的に日本のガチャゲーと韓国のチョンゲーに活を入れた形となりました

本当に酷かったガチャゲー黎明期を経験した身から言うと、原神っていいなって思いながらプレイしています

若い頃にこんなに良いゲームに会えてたら、私のゲーム人生も変わっていたかもしれません

このページで利用している株式会社スクエア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止します

(C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.